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都内の27歳男性です！
よかったら話したいです✨

計算違いのなみだと
指から抜き取ったリングと
数え切れない日々が
テーブルの上に転がる

「最低だね」
ってきみが言うけど
返事もできないまま
強がる背中を目で追いかけた


簡単じゃないんだと
気づくのが遅かった
もっと自信を持って
きみに向かえば良かった


たりない言葉を埋める余裕
すれ違いの多いふたりの
救いはどこにあったのだろう
プラチナのリングは答えない


当たり前すぎたおたがいの存在
慣れすぎてたおたがいの存在


「最低なのはふたりともだよ」
そうつぶやいて
リングと過ぎた時間を置いて
ひとり席を立つ切なさ


さよなら
愛しあった日々

可哀想な
愛しあった日々

年齢が気にならなければ、
ゆったりとお話をしませんか？
45歳。♂。

趣味－詩を書くこと/天体観望/写真。


※初期文不可

変わらない笑顔に少し救われて
これ以上窓を見つめる必要がなくて
渦を巻くミルクが綺麗で
好きだとか嫌いだとか
世俗的な言葉や感情は不必要
僕は僕で
きみはきみのままだった

その後の話も興味が無いし
お互いに聞こうともせず
ただ普通が一番似合う今を
純粋に楽しめればいいと思った

思い出したかのように
雨粒が落ちてきても
鉛色の曇天は相も変わらず
季節の流れに逆らうわけもなく

手のひらを広げたまま
坂道を走って下った
おくれ毛がまぶしくて
慣れなかったあの頃

友達に囃されていた
自転車を押した帰り道
ふいに見上げた空は
いつまでも同じ

きみの声
今も覚えてる
きみの声
今も消えなくて
いつまでも
胸に刺さったまま

手のひらを広げたまま
坂道を走って下った
おくれ毛がまぶしくて
慣れなかったあの頃

友達に囃されていた
自転車を押した帰り道
ふいに見上げた空は
いつまでも同じ

きみの声
今も覚えてる
きみの声
今も消えなくて
いつまでも
胸に刺さったまま

年齢が気にならなければ、
ゆったりとお話をしませんか？
45歳。♂。

趣味－詩を書くこと/天体観望/写真。


※初期文不可

生活と情熱をはかれば
どちらに傾くの
窓を開けて風を入れ込んで
ごまかそうとしてる

妄想だけではもう
なにもできない

当たり前だったふたりの部屋
涙がこぼれて
きみがうつむく

もうすぐ僕らに別れがくる
ため息の数が
教えている


また逢うこともなく
次の電車がくれば
違う街で
違う誰かを好きになる

湯気の立っていない
マグを片手に
涙するきみを見つめていた

遠くで鳴り出した
カミナリが響く
投げ出して逃げ出すのきみは

いつも同じ
前に進めなくて
言葉残し
雨に流れてく
きみを呼びとめず

愛の言葉ならばいくつでも浮かんでる
愛の言葉だからいつもためらっている
笑うほどに無様ならば
夜を越えてく

淡い雲が静かに流れ
静かな刻がゆっくり流れ
ふたりの刻も静かに流れ
水面の波がゆっくり揺れた

きみの声が風に乗って
僕の耳に伝わった